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Smoke and Fools

We want to climb the highest place... 『S.N.F.』の輝かしくも、まぬけな記録と、徒然記。

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チーム名の由来について

当初『大人の遠足委員会』として発足したオチャラケ探検隊は、最初の遠征に味を占め、すっかり山歩きの虜となったお調子者の隊員たちによって『Smoke and Fools』へと名称変更された。チーム名の意味は、読んで字の如く「馬鹿と煙は高いところに昇る」である(馬鹿と煙の順番を入れ替えた)。

チーム名が決まると、ロゴを作ろうということになった。ちゃんとした登山なんて今までやったことなんてないし、これからもそういったこととはきっと無縁であろう彼らだが、とりあえず形から入っていこうよって感じで話が進んでいく。「ステッカーを作って、オリジナルTシャツなんかも作って、それから旗も作ろう!」といったふうに盛り上がっていくのだが、肝心のロゴがなかなか出来上がらない。「スケッチとかデザインをする時は、イメージが頭の中に降りて来るまで何もやらない」と言い放つ斉藤は全く当てに出来ない。そこで業を煮やした今田が夜なべして作成に励む。

しばらくして幾つかの案がメールで送られてきた。その中から特にいいなと感じたデザインを更に煮詰めていく。そしてようやく出来上がったのが、トップページに表示されている黒いやつ。腹黒い大人の集団なので、イメージはそのまま黒。白い三角形は山で、なぜかネジで止まっている。そして、チーム名の略「SNF(Smoke'n fools)」の表記。ちょっとクールな感じ。

別のバージョンでは、「SNF」の下に「We want to climb the highest place!」と銘打たれており、一応何がしたいのかを表明している。この注釈がないと本当に怪しい集団の標識といった感じで、「危ないから近寄っちゃいけません!!」とか「ほら、見ちゃいけません!」なんてお母さんから言われてしまいそうだ。実際そう言われてもしかたがないことをしているのだが。

その後Tシャツとかを作ったのかというと、全然である。シールをちょこっと作ったりしたのだが、その存在を知っているのは2、3人位かなと言ったところ。その代わり、会報を作成している。といっても、これも2号までで、3号は途中まで執筆して無期限中断。この会報は、メンバー以外にも読者がいたりして結構好評を博している。「ヨシさん、面白かったですよ!続きはまだですか?」「そう、よかった!続きねえ…作ってるよ」なんて会話が読者と斉藤の間で度々交わされていたのだが、あまりにも会うたびに言われ続けたので、何だかかえって創作意欲が萎えてしまった。

しばらく放置していたのだが、折角この駄文でも楽しんでくれる人がいるのにこのままでは申し訳ない。このブログは、まあその会報代わりに始めたようなものです。

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早くも閑話休題

ところでこの大菩薩嶺登山計画が具体化した時に、斉藤から各隊員へ発せられたメールはこんな感じである。

次の山行は、大菩薩峠。
晩秋に染まった山を歩き、初冬に包まれた山々を遠望するというのもおつなもの。個人的にはその逆でも良いのですが。
一応11月4日決行で如何でしょう?あまり日程を後半に持っていくと、雪が降るかも…フフフ
ところで、山での事故はこうして起きるみたいな本に、墜落死:せめてもの救いは苦痛無く逝けること→即死、なんてことが書いてある。でも、低山の針葉樹林帯の稜線で落ちたら痛いだろうなぁ。

期待よりも不安を煽るような内容。どうしても危険な方向に行きたいという気持ちが隠しきれない前半。そして、これから山に行こうっていうのに、墜落死とか言うのはどうかと思う後半。「命がけほど楽しい遊びはない」と言い放つ斉藤の性格がよく滲み出ている文面だ。「そういう危ないことは一人でご勝手に!」という声が聞こえてきそうだが、一切黙殺。今年はどんな計画にしようかと、一人妄想にふけているのであった。

払暁の道を行くダメな大人たち

いつもの迷彩ズボンに、ロンTと愛用のキャップで身を包んだ竹上が自宅前で斉藤、江藤(隆)の到着を待っていた。彼の家は静かな住宅街の中にあるのだが、メインストリートからそこに至るまでにラブホテル街を抜けなければならない。彼の子供はまだ小さいからその建物が何であるか認識すらしていないだろう。しかしその煌びやかな建物のことについて、早晩質問されることになるはずである。その時どのように竹上が答えるのか興味深い。男女が交わって楽しむ場所だと、幼少時より英才性教育を授けるのであろうか。

「ちーっす」

と挨拶しながら、竹上はいそいそと装備品を江藤(隆)の車に積み込む。前日早番だった彼は、睡眠時間もバッチリで元気そうだった。方やギリギリまで仕事をしていた江藤(隆)と、たっぷり気を揉んでいた斉藤は既に疲労感を漂わせている。

「隆、俺運転しようか?」
「いえ、大丈夫っすよ!」
「やばかったら、いつでも交代するからな」

竹上は、先ほどの怒りのメールからは想像出来ない位ケロっとしている斉藤に安心し、江藤(隆)に気を配る。彼の外見はチャラい兄ちゃんといった感じなのではあるが、存外周囲に気を使う人物なのである。遠征の時は率先して車を出したり、水が嫌いなテラを抱えて川を渡ったり、誰も持ちたがらない鍋を運んだりと(まあ、隊長命令ではあったのだが)、ここぞという時のポイントゲッター的な役回りをこなしている。

江藤(隆)の車は竹上邸を出発するとすぐさま高速道路に入り、既に出発している江藤(利)の車と合流する為、集合地点である市川PAへと向った。斉藤は、こちらの班の状況を知らせる為、今田へメールを送る。

「こちらち○こ1。只今、佐倉インターを通過」

すると間髪入れず今田から

「こちら、ち○こ2。現在原木を通過。ちんコンディションは上々

という返事が届く。今田班は薮内を回収して順調に前進しているようだった。ところで今回、斉藤班のコールサインはち○こ1。一方今田班のコールサインはち○こ2。以降、終始このコールサインでお互いを呼び合うこととなる。どうも彼らが集合すると、徐々に会話が小学生化していく。そんなでっかい小学生6名と1匹は、2台の車に分乗して、夜の高速道路をひた走る。

午前3:30頃、斉藤班が市川PAへ到着すると、既に今田班が先着していた。江藤(利)がテラを車から降ろして散歩させていたので、一同その場へ集まる。それまで元気に走り回っていたテラは案の定、面々の顔を見るなり尻尾を丸めて怪訝な表情を見せた。

「おいご主人。またコイツらと一緒かよ。今度は何処に連れていくんだい?あまり疲れるのは勘弁して欲しいなあ」

物言えぬ彼ではあるが、表情や仕草で人間以上に良く語るのである。

「よお、テラ!久しぶりー!」
「よーし、よーし、よし!」
「なんだよ!尻尾なんか丸めるな!」

前述のテラの言葉を全く意に介さない一同は、「ここまで来たらもう引き返せないぞ。フフフ…」なんて表情が30%程入り混じった感じで彼を取り囲む。ますますテラが勢いを失ってしまった。そりゃこんな怪しげな半笑いのオッサン達に囲まれたら、どんなに人懐っこい犬だって警戒心を抱くだろう。しかし、彼もさすがに冒険犬の端くれである。メンバー全員の臭いを嗅ぎつつ顔を確認し終えると、いよいよ観念した様子で落ち着きを取り戻した。

「はあ、やっぱ山っすか…。それなら早いとこ行きまっしょい!」

今度は力強く、自分のお気に入りである江藤(利)の車の助手席へと駆け込んだ。行かなきゃならないことを理解すると、今度はさっさと済ませようという気になったようだ。その姿に急かされるように、それぞれの車に乗り込む一同。時刻は午前4:00。改めて大菩薩嶺へ向けて出発と相成った。

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koenigs tiger
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51
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男性
誕生日:
1974/07/02
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自己紹介:
「遊ぶのに忙しくって、
        仕事をしている暇が無い」

 いつかそんなことを言ってみたい…

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